日帰り手術
日帰り手術
当院では疾患やリスクを慎重に見極めて、局所麻酔や静脈麻酔を組み合わせることによって、安全に日帰り手術を受けて頂けます。
子宮頸管ポリープはほとんどの場合その場で切除できます。子宮内膜ポリープは軽い麻酔をして切除します。
切除したポリープは、組織検査を行い悪性腫瘍でないかの確認をします。
切除後に、2〜3日出血をすることがあります。出血が多い場合は、止血剤や感染予防の抗生物質を投与します。
バルトリン腺は、外陰部の下方にあり、潤滑液を出して性交を行いやすくする働きがあります。この開口部が閉塞すると嚢胞状に膨れ上がります。
炎症がないものをバルトリン腺嚢胞、感染を起こして炎症があるものをバルトリン腺膿瘍といいます。
嚢胞が小さく、症状がないものは無治療で経過を見ますが、痛みがある場合は穿刺や抗生剤の治療を行います。炎症を繰り返したり大きくなって邪魔になれば、局所麻酔を使用して切開し開口部を広げる開窓術という外科的な治療を行います。
残念ながら流産となってしまい、手術が必要と診断された場合、当院では静脈麻酔を使用して、子宮に優しい吸引法にて手術を行います。この方法は次回妊娠への影響が少ないとされています。
安全性を第一とするため、当院で行える人工妊娠中絶は妊娠10週未満までとしています。妊娠10週を越える方や、合併症などでリスクが高い方は対応可能な総合病院をご紹介いたします。
当院では静脈麻酔をして、子宮に優しい吸引法にて手術を行います。
術後の避妊方法についての相談も行っています。
子宮頸がんになる前の前がん病変のうち、中等度異形成と診断された方やハイリスクHPVが陽性である方が対象です。
局所麻酔と静脈麻酔を組み合わせて日帰りで行います。
高周波凝固切開装置を用いて病変部を切除、止血します。麻酔による違和感が1,2日続きます。出血は少量ですが1週間ほど続きます。
切除した組織は病理学的検査を行って進行病変の有無を確認します。
もし進行病変があれば、拡大した手術ができる総合病院をご紹介いたします。